企業が求める“ブリッジ人材”になるために、留学中に磨いておきたい3つのスキル
海外で学ぶだけで終わらせない。日本と世界をつなぐ“ブリッジ人材”として活躍するために、留学中から意識したい3つの実践スキル。
最近は、色々と忙しく、ニュースレターが発行できていなくてごめんなさい。
先日、海外進出企業があつまるイベントに参加してみて、勉強になったことがあったので、その内容をふまえて、このニュースレターでシェアしたいと思います。
「せっかく留学しても、日本に戻ったあとどんな仕事につながるのか分からない」
そんな声を、よく聞きます。
私も、自身の留学前は就職のことがめちゃくちゃ不安でした。
でも最近、日本企業が求めている人材に関するイベントに参加して、下記のような傾向があることを学びました。
それは、海外営業、海外進出に向けた事業計画や戦略立案など、“現地と日本をつなぐホワイトカラー職”へのニーズが高まっているということ。
つまり今、「海外と日本を橋渡しできる人」、いわゆる“ブリッジ人材”が求められているというのです。
では、留学中に何を意識すれば、将来そんな人材になれるのでしょうか?
私自身の留学やグローバルプロジェクトで働いた経験を踏まえて、特に大切だと思う3つのスキルを紹介します。
🌍 留学中に身につけたい3つのブリッジスキル
① 異文化の中で“伝わる形”を見つける力
言葉が通じても、意図が通じるとは限りません。
英語が第一言語でない人が集まる環境では、回りくどい言い方よりも、シンプルで具体的な表現が歓迎されることが多いです。
ときには図や箇条書きを使って、「どうすれば一番伝わるか」を工夫する。
留学中の発表やグループワークは、そんな“伝える力”を磨く最高の練習の場だったと、振り返ってみて思いました。
② チームで“役割と責任”を果たす力
日本では「助け合い」や「空気を読む」ことが重視されますが、海外では「自分の役割を明確にしてやり切る」ことが前提です。
糊代(のりしろ)を埋めるようにサポートするのが歓迎される場合もありますが、それを相手に求めると「それは私の仕事ではない」「なぜそこまで口を出してくるのか」と線を引かれたこともありました。
その違いを体で理解できるのは、留学中ならでは。
チーム文化を観察しながら、どう貢献するかを考えることが、“どんな国でも通用する協働スキル”の第一歩になると感じました。
③ “正しさ”の違いを受け止めるコミュニケーション力
何が「正しいか」は、国や教育環境によって驚くほど違います。
私も留学中は、クラスメイトが議論中にスマホ画面に釘付けになっていたり、時にはトイレにこもってまでメールをしている(と思われる)のを見て衝撃を受けました。
また、些細なことですがプレゼン資料で、大切なメッセージをどの色にするかで激しい議論になったこともありました…。文化によってどの色を使うかが大きく違うのだとその時に学んだ苦い経験です。
大切なのは、自分の価値観を押しつけることではなく、お互いの前提を理解しながらコミュニケーションすること。
言うのは簡単ですが、めちゃ難しいし、私もまだまだできていません。
ただ、このスキルって履歴書には現れにくいけど、本当に大切なスキルだなぁと感じています。
私が留学して思ったのは、留学は、語学や専門知識を学ぶだけの時間ではなかったということ。
「違いを前提に、どう橋をかけるか」を練習できる貴重な期間でした。
日々の小さなやり取りやグループワークの中にこそ、“ブリッジ力”を育てるヒントがありました。
自分の強みを活かして、相手を理解し、違いをつなぐ。
それが、どんなキャリアにも通じる“本当のグローバルスキル”だと感じる日々です。
💬 余談
本ニュースレターの橋の写真は、カリフォルニア州にあるビッグサーにある「ビクスビー橋」(Bixby Creek Bridge)という橋です。ここは、有名なドライブコースになっていて、実際に車で走るとそれはもう壮大な海の景色が見えて、本当に素敵なコースです。ロサンゼルスとサンフランシスコを繋いでいるコースなので、ぜひ機会があればドライブしてみてください🚗
✨ さいごに
もし今、「留学で本当に成長できるのかな?」と感じているなら、こちらの記事も読んでみてください。
留学を通して得られた“スキル以上に大切なもの”──
それは、私自身が現地でつかんだ「自分を信じる力」について書いています。

